平成14年1月5日（土）
気付けば1年ぶり…
前々から気になってはいたのですが、内容が全然資料館と関係ないものなので、タイトル変更。
今年はもうちょっと書こう…
ちなみに昨年の暮れに村上春樹原作、山川直人監督の短編映画「100％の女の子」「パン屋襲撃」がDVDで発売されたのを発見。思わず買ってしまいました。プレーヤーないのに。で、合計20分程度の映像のために、DVDプレーヤー購入。
それだけではあまりにもったいないので“JUDY
AND MARY ALL CLIPS”と“JUDY AND MARY WARP
TOUR FINAL”も買ってしまった。以前のライヴ・ヴィデオはなかなかぴんとこなかったが、今回の解散ツアー最終日のは良いです。お別れの場面ではおいおい泣いてしまいました。
しかしDVD良いですね。タルコフスキーの映画がかなりDVDになっているようなので、次はその辺に行ってみようかと思ってます。ああお金ほしい。
平成13年1月26日（金）
2ヶ月ぶりに更新しました。次はいつになるだろうか…
JUDY AND MARYのニュー・シングル「ラッキー・プール」を買いました。これはすごい。まずはこの真冬に夏の歌っていうのがいいですね。イントロもなんとなくジンジャー・ベイカー的だし。極めつけはやっぱり歌詞の独特の世界。夏の午後の感傷。でも前向き。元気出ます。
あ〜あ、解散かあ…
2月に出るラスト・アルバムは楽しみだけど、やっぱり悲しい。
平成12年12月28日（木）
20世紀もあとわずか…
JUDY AND MARYが解散するらしい…
ショックなのです…
年末年始には更新しようと思ってたんだけどそんな時間もなさそう…
平成12年11月22日（水）
JUDY AND MARYの新譜「モットー」を聴きました。1曲目「Motto」はいまいちかな…。歌詞があまりに断片的、押韻もセンスが良いとは言えないし。メロディーも苦しい。2曲目の「ガールフレンド」のほうは、歌詞は「水芭蕉に寝ころび ひつじ雲をつなわたり」なんていうYuki一流の新鮮な感覚も健在だけど、曲全体のイメージとうまく結びつかない。もう少し聴きこめば印象も変わってくるでしょうか。そういえば傑作「ステキなうた」もはじめて聴いたときはなんだこりゃって思ったし…
Yukiの歌唱は、テクニックは若干衰えたような気もしますが、表現力は一段と深みを増したようにも思えます。良い曲ができればすごいことになるのではないでしょうか。
平成12年11月10日（金）
最近更新が快調である。なぜかというと明後日の演奏会がかなりプレッシャーになっているので、そこからの逃避行動である。弓が折れる夢も見た。うう…。
楽器の弦についてのつづき。その後上3本はオイドクサ、C線だけオリーヴという組み合わせがなかなかイケてることがわかって喜んでいたら、張って3日目にしてA線が切れた。本番直前にまたガット弦を張るのは恐い。仕方ないのでありあわせのトニカを張った。
平成12年11月5日（日）
昨日作ったカレーのおかげで家中すごい匂いである。
今日は作品4の歌曲集の目録を作成しました。疲れる。思わず目録完成まであと何曲か数えてしまいました。まだ先は長いらしい…。ラフマニノフのディスコグラフィーもまとめなきゃなんないし、レパートリー一覧も作りたいし、ほんとは特集コーナーにもっと力を入れたいのですが…。まあそのうちなんとかなるでしょう。
平成12年11月4日（土）
久しぶりにカレーを作りました。和風／欧風カレーではなく、ほんとのインド・カレーです。スパイスをいろいろと調達してきて、大量のたまねぎを3時間かけて炒めて。かなり良い香りのカレーができました。でも参考にしたレシピはどうせ辛さ控え目だろうと思って赤唐辛子を規定の1.5倍入れたら、やたら辛くなってしまった…。明日の朝トイレに行くのが恐い…（失礼）。まだ残ってるので明日は全粒粉買ってきてチャパティ焼いて食べよう。
平成12年11月3日（金）
12日に所属する長野室内楽協会の演奏会があるので、最近ヴィオラの弦を張り替えました。いつもオイドクサを張っているのですが、今回ちょっと色気を出してオリーヴを張ってみたら、これがまた楽器との相性が最悪。ただ金属質できんきんするだけ。Ｃ線については、反応が圧倒的に良くてかなり弾きやすいのですが、音色は冷たい。張って間もないせいかなと思ってちょっと様子を見たのですが、2日経っても変わらず…。オイドクサに戻してみたら、断然暖かくて良い音がする（Ｃ線は弾きづらいですが）。わたしの楽器は大型（42.5ｃｍ強）なので、オリーヴのような張りの強い弦はだめかなあともちらっと思っていたのですが、やっぱりだめでした。あ〜あ。えらい高くついたお勉強でした（涙）。
平成12年10月13日（金）
今日は会社をサボって滝と紅葉を見に行ってきました。
まずは須坂市にある米子大瀑布。この滝は日本の滝100選にも選ばれていますが、落差75mの権現滝と80mの不動滝の２つからなります。すごいのは権現滝。駐車場から20分ほど山を上ったところにあり、滝の落下地点まで行けるのですが、そこは滝壷ではなく、これまた滝と呼べそうな急な断崖を水がさらに流れ下っています。そんな急な斜面に立って見上げる滝は、豪快であると同時に、非常に美しくもあります。流れ落ちる水の模様が刻々と移り変わるのに思わず見とれてしまいます。ほんとに何度行っても飽きません。今日は残念ながら濃い霧ですぐ下まで行っても滝はほとんど見えませんでしたが、水しぶきと霧が織り成す幻想的な雰囲気もまた魅力的でした。
滝を見た後はいったん山を下りて、こんどは高山村から破風高原〜万座〜横手山〜熊の湯〜山田牧場・松川渓谷とドライヴ。残念ながらこちらも霧が濃く、あまり紅葉は楽しめませんでしたが、それでもときどき霧が晴れたときのきれいな景色はなかなか。熊の湯近辺のダケカンバ林の黄金色はとくに気に入りました。そういえば日本では「真っ赤な秋」というけど、ロシアでは「黄金の秋」というのだそうです。ロシアのシラカバ林の紅葉（黄葉）はこういのが一面に広がっているんだろうなあ。秋のロシアにも行ってみたい。ちなみに頭の中のBGMはチャイコフスキイの弦楽セレナードの第1楽章冒頭。
自宅から車で1時間もあればこういう場所に行けてしまうとは、信州に住んでて良かったなあとつくづく思います。
平成12年10月9日（月）
弟が転職したので、実家の家族とお祝いにお寿司屋さんへ行きました。地元では割と有名なお店だし、実家では何度か行ってとてもおいしかったとのことなので、期待して行きました。確かにおいしい。これはおいしい。ただ、連休中で市場が休みなので、ネタの種類も量も少なかったのが残念。そういえば正月の寿司はだめだって言うもんなあ。うかつでした。教訓：寿司は平日食べに行きましょう。
で、そのお寿司屋さん、なんとうちの秘書の高校の同窓生（隣のクラス）でした。店を出た後「カウンターで握ってた人、どっかで見たことあるなあ… 向こうもこっち見てたし… 菊寿司？そうそう、菊夫くんだよ、菊ちゃん。そういえば親が寿司屋で息子に店の名前付けたって言ってた！」まったく世の中狭いです。
平成12年10月1日（日）
思わぬところから「日誌が4月24日で止まってるよ」というツッコミが入ってしまいました。
そろそろ復活させなきゃ。と言いつつ、また半年も経ってしまったら恥かしい…
今日はこれだけ。
平成12年4月24日（月）
長野は先週お花見シーズンでした。桜がとてもきれいでした。というわけで、先週末の定期更新はお休みさせていただきました。ごめんなさい。
平成12年4月20日（木）
今日で開館1ヶ月を迎えました。毎度ご利用ありがとうございます。
更新したいネタはたくさんあるのですが、時間がなかなか…。がんばります。
いまは柏餅の季節。あんこは好きじゃないけど柏餅大好き。
一昨年から、柏餅とシェヘラザードというお茶の組み合わせにはまっています。
シェヘラザードというのは、銘柄か商品名かわかりませんが、ダージリンの葉っぱで作ったウーロン茶。産地はバラスン茶園。山ノ内町にある通販の紅茶屋さんから買ってます。ダージリンの紅茶の香りよりもやわらかくてふわーっと広がるような感じです。ウーロン茶だけあって、これがまたお米系の生菓子に合うんだな。特に柏餅にぴったり。はじめてシェヘラザードを飲んだときにピンときて、実際に試してみたら、我ながら素晴らしいコーディネートに感動の涙。
あんまり売ってない葉っぱだと思いますが、見かけたらみなさんもぜひお試しください。
平成12年4月19日（水）
このコーナー、音楽に限らない日記にしようと思っていたのですが、演奏会とCDの感想だけになってしまっている…。まあいいか。
5月にびよら教室の発表会があるのですが、その曲目が決まりました。ヘンデルのト短調のソナタ（緩-急-緩-急）の第1,第2楽章。編曲もので、スコアのソロ・パートがチェロ用になっているところを見ると、原曲はチェロなんだろうか。ヘンデルにチェロ・ソナタなんてあったっけ？名曲だけどまだわたしの腕前ではお呼びでない曲。どうしよう。
秘書（本職はクラリネット）も同じ教室でおびよらを習っているのですが、彼女はロンドンデリーの歌とカヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲。伴奏しようと目論んで、現在ピアノのリハビリ中。
平成12年4月9日（日）
館長の所属している長野室内楽協会の次回のコンサートのプログラムが決定しました。今日はその初見大会。
C. シュターミッツ：室内合奏のための四重奏曲 ヘ長調 作品4-4
C.Ph.E.バッハ：シンフォニア イ長調 Wq.182-4
ヘンデル：コンチェルト・グロッソ ト長調 作品6-1
テレマン：管弦楽組曲 ハ長調（水上の音楽）
シュターミッツは典型的なマンハイム・スタイルの曲。古典派のヴィオラは刻みが命。しかもマンハイム・クレッシェンド。楽しい。
エマニエル・バッハは私の希望で取り上げることになりました。ろくに弾けないのに恐縮の限り。しかもかなり難しい。大ひんしゅくです。
でも面白すぎ。はちゃめちゃで笑える。それでいてすごくきれいなところもある。第2楽章なんか、聴いているとあまりの感情の振幅についていけないこともあるけど、弾いてみると思いっきり深みに入ってしまいます。
ヘンデルの作品6はどれも名曲ですね。ヘンデルのヴィオラはいつも阻害されてるような感じがありますが、この曲はそうでもない。急速楽章のシンコペーションが燃えます。
テレマンはフレンチ・スタイルの組曲。曲ごとに水にまつわるタイトルがついています。
本番は
八十二ロビーコンサート
日時 7月29日（土）午後6時30分開演
場所 長野市 八十二銀行本店別館ロビー
です。入場無料。お近くの方、ぜひお出かけください。
ちなみに館長だけは初心者ですが、他のメンバーは上手いです。
平成12年4月6日（木）
やはり年度初めは忙しい…
いつのまにか入館者数1000人を超えていました。毎度ご利用ありがとうございます。
1000人目の方、ご連絡ください〜い。
輸入盤新譜2点を購入しました。いずれも新譜が出れば買うようにしている演奏家。
J.S.バッハ：ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第1〜3番＋ソナタ ロ短調BWV1030a（フルート・ソナタのヴィオラ・ダ・ガンバ版）
Marukku Luolajan-Mikkola(Viola da gamba)＆Miklos
Spanyi(Tangent piano)[BIS-CD-1061]
ガンバ・ソナタはちょっと前にヴィスペルウェイによるチェロ・ピッコロとオルガン、チェンバロ、ピアノ（＋通奏低音としてのチェロ）を使った面白い録音が出ましたが、これはガンバとタンジェント・ピアノによる演奏。タンジェント・ピアノは、ピアノのハンマーの代わりに金属のタンジェントがついているというもの。音色はちょうどピアノとチェンバロの中間。これがまたいい音です。シュパーニはこの楽器をＣ.Ｐｈ.Ｅ.バッハのクラヴィーア協奏曲全集で使っていて、それを聴いて思いっきりはまってしまいました。このアルバムでも、トリオ・ソナタ的な第1番と協奏曲的な第3番のいずれでも、チェンバロで聴くときよりも曲の特徴がはっきりわかります。もちろん楽器だけの問題ではないですが。いずれにしても、今後愛聴盤になりそうです。
J.S.バッハ：無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲（リュート版）
Hopkinson Smith(Luth)[Astree, E 8678]
これはすごい。この暗い情熱はいったい…
ただ、見てショック。ジャケットに演奏者の写真が…スミスだからまあ良いといえば良いのですが、アストレは今まで絶対に演奏者の写真をジャケット表紙に使わなかったのに… デザインが他のレーベルと全く変わらなくなってしまった…
録音も、昔に比べると、残響だけはあるのに、なんだかしゃかしゃかしている。
でもまあ演奏がそれを超えてるので良いです。
平成12年3月31日（金）
なんたることか…
仕事に追われてラフマニノフの命日（3月28日）を忘れて過ごしてしまいました（涙）。毎年この日は『鐘』作品365の第4曲「鉄の鐘」（葬式の鐘）と徹夜祷 作品37の第5曲（ラフマニノフが自身の葬儀で歌って欲しいと言っていた曲）を聴くのですが…
そして明日はラフマニノフの誕生日。当館の開館は旧暦での彼の誕生日の日付に合わせましたが、ラフマニノフが実際に生まれたのは1973年の明日です。毎年『鐘』の第1曲「銀の鈴」（誕生を象徴する橇の鈴）を聴きます。今年はスヴェトラーノフ盤。命日に聴けなかった第4曲まで聴こう。
3月30日には、選抜で地元長野市から出場している長野商業が1回戦を勝ち抜きました。当館当館秘書の母校。次もがんばれ。
平成12年3月25日（土）
今日はわたしの母校、長野高校管弦楽班（以下管弦という）の第20回定期演奏会でした。
メインのプログラムはベートーヴェンの第5交響曲。管弦ではベートーヴェンをやる定期演奏会には雪が降る、というジンクスがあるのですが、今日もみごとに雪… 第8回の第7交響曲や第12回の第1交響曲のときの大雪に比べればまだましでしたが… これは何かの呪いに違いない…おそろしや。
それにしても、近年の管弦の発展ぶりといったら。わたしは第10回記念定期演奏会のときに班長をやっていたのですが、当時班員は十数名、OBや吹奏楽班員に手伝ってもらってやっと小編成オケになっていました。それを考えると、ほとんど現役生だけでフル・オーケストラが組める現状はすごい。演奏自体も、初心者中心とは思えないもので、ベートーヴェンらしいスフォルツァンドの効いた気持ちのよいものでした。第3楽章最後から第4楽章頭のあたりなんて、感動的で涙が出ました。1年や2年の練習でこんなに弾けるようになるんだなあ。わたしもびよら練習しよっと。
平成12年3月23日（木）
新規開館による入館ラッシュも一段落したようです。
昨日に引き続き待望の新譜を購入。ヘレヴェッヘによるマタイ受難曲の新録。ＣＤ-ＲＯＭ付きだったので、英語読むのめんどくさいから国内盤の発売を待っていたのですが、ＣＤ-ＲＯＭは日本語版がなかった…
それにしても美しすぎる演奏。旧盤も良かったけど、一般の評判どおり（最近日本でもやっと彼が認められてきたようでうれしいです）スケールがワンランクアップした感じ。ただひとつ無念なのが、バスがヘンシェルなこと。あの力んですかすかした声はちょっと… いちばんすきなアリア「Mache
dich, mein Herze rein」が… 旧盤のコーイの豊かな深い声による朗々とした歌唱とは比べ物にならない。
この曲だけ差し替えたい…
今日はもう1枚新入荷がありました。以前Amazonに注文しておいたピロゴフの歴史的録音集。Austro
Mechana Historic Recording, MONO 89078。
ピロゴフはロシア/ソヴィエトのバス歌手で、格調高い歌唱が素晴らしいです。これまで『ボリス・ゴドゥノフ』のボリス役や『モーツァルトとサリエリ』（リムスキー=コルサコフ）のサリエリ役を愛聴していましたが、先日ラフマニノフの歌曲も沢山録音していることを知りました。探したところ、歌曲は未ＣＤ化のようなのですが、アレコのカヴァティーナや『フランチェスカ･ダ・リミニ』のランチェオットのアリアの入った復刻盤が見つかったので購入した次第です。アレコの背中で泣くような歌唱が良かったですが、以前から持っていた同じ『アレコ』の老ジプシー役のほうがはまってるかな。
平成12年3月22日（水）
明日発売のじゅでぃまりのベストアルバム「FRESH」を買ってきました。アルバム、シングル、ビデオ、ひととおり揃えてあるので、買わなくたっていいのですが、でもやっぱり欲しかったです。しかも、待ちきれなくて会社の昼休みに買いに行ってしまった。まるで子供（自爆）。
お店ではちょうどKYOTOがかかっていました。一番好きなグループに入る曲です。昔は春が特別好きではなかったのですが、京都の桜を歌ったこの曲を聴いてから、待ち遠しいと思うようになりました。別に春にならないとこの曲が聴けないっていうのではなくて、年がら年中聴いてるのですが、「やっとこの歌にふさわしい季節が来た」というわけで嬉しくなるのです。なんだか本末転倒のようですが、それほど好きな曲、ということです。この曲や、この曲と同じオリジナルのアルバムに入ってる「Miracle Night Diving」には、クリームのドラマーだったジンジャー・ベイカーの「Middle Passage」というアフリカンがかったアルバムの影響が感じられます。ほんとに意識してるのかどうかわかんないけど。この辺についてはいずれ別館で取り上げたいと思います。
それにしても、じゅでぃまりの歌の歌詞は良いです。詩的。今回のベストアルバムに入らなかった曲のほうが歌詞は好きなものが多いけど、ベストアルバム中の曲で言えば、たとえば
『ドキドキ』。「鼻先をくすぐる風に少し照れ笑いして」。
『そばかす』。「へヴィー級の 恋は みごとに ／ 角砂糖と 一緒に溶けた」。
とか。
いいなあ。
こういう言葉の使い方のセンスだけではなくて、
『散歩道』。「シアワセの形は変わってく 気づかずにのんびりと ／ あたしが思うよりもずっと あたしの空は広がってるんだわ」。
すごい自己発見の瞬間。やる気出る。
こういう歌詞がYukiの異常に表現の幅のある声で歌われちゃうので、もうたまんないです。ラフマニノフの曲と同じくらい泣ける。
やっぱりじゅでぃまりは偉大だ！
平成12年3月20日（月）
午前0時過ぎ、ついに開館。当館の秘書を1人目として入館させている間に、待ち構えていたラフマニアンの襲撃に合い、館長が入館したのは7番目になってしまいました。おそるべし夜更かしラフマニアンたち（笑）。
現在午後6時ですが、すでに入館者100人を突破したらしい。最初だからでしょうが、やはり嬉しい。みなさまありがとうございます。ラフマニアンの皆さんにも早速リンクを貼っていただいており、ほんとにありがたいことです。
宣伝に行った某サイトで文字が小さいとのご指摘を受けました。迷った挙句に当初の大きさにしたのですが、やはり直してみたらこの大きさのほうが良かったので、早速更新しました。併せて、来週更新予定だった合唱を含む作品の目録もアップしてしまった。あんまり急ぐと次が怖いけど…
平成12年3月19日（日）
長野県県民文化会館のロビーコンサートを聴きに行きました。演奏はデュオ・ツインズ。地元長野市出身の双子の現役芸大生、西山健一さん、西山真二さんが組んだチェロとコントラバスのデュオです。チェリスト（健一さん）は私も所属する（見習ですが）長野室内楽協会に助っ人に来ていただいています。
このデュオ、以前にも別の会場でのロビーコンサートで聴いたことがあって、それ以来ファンになってしまいました。編成の珍しさもさることながら、見たところは飄々と弾いているのに、出てくる音楽の楽しげなこと。一般にコントラバスは発音・音程感がはっきりしないというイメージがありましたが、このデュオは音にもこもこしたところがないし、ハーモニーはもう絶妙。ほとんど合図らしきものはないのにアインザッツもぴったり。双子ならでは、としか言いようのない息の合い方です。今後の活躍が本当に楽しみです。
ちなみに今日のプログラムは
Ｆ.ベンダ：チェロとコントラバスのためのソナタ ヘ長調
Ｊ.ハイドン：チェロとコントラバスのための二重奏曲
Ｊ.ゴルダーマン：ベルリーニの思い出
Ｗ.Ａ.モーツァルト：ファゴットとチェロのためのソナタ（ファゴット・パートをチェロで、チェロ・パートをコントラバスで演奏）
Ｊ.バリエール：チェロとコントラバスのためのソナタ
でした。曲も演奏もハイドンがいちばんでした。
で、今日の演奏会に影響されて、今は低弦楽器によるアンサンブルのＣＤを聴いていたりします。
「低弦楽器のための秘曲集」第2巻。
ベートーヴェン：ヴィオラとチェロのための２つのオブリガート眼鏡付き（笑）二重奏曲
ロンベルク：チェロ、ヴィオラとコントラバスのための三重奏曲
ロッシーニ：チェロとコントラバスのための二重奏曲
ミヒャエル・ハイドン：ヴィオラ、チェロ、コントラバスのためのディヴェルティメント 変ホ長調
シュペルガー：ヴィオラとコントラバスのためのソナタ ニ長調
深井硯章(Va), Klaus Stoppel(Vc), Gerhard
Dzwiza (Cb) [Signum, SIG X46-00]
ベートーヴェンとロッシーニは割と有名でしょうか。M.ハイドンとシュペルガーは渋い音色とギャラントで名人芸ご披露的なお気楽さのギャップが面白いです。ロンベルクはこのアルバム唯一の短調曲。この編成の渋い音色を生かし、少しシューベルトを思わせるような曲調が良いです。ベートーヴェンの曲はやはり気合が違いますね。それにしてもオブリガート眼鏡ってなんじゃらほい。ロッシーニは、高校のオケの先輩（コントラバス）が結婚披露宴で奥さんのチェロと一緒に、第3楽章をそれはそれは楽しそうに演奏したのを聴いていいなあと思った記憶があります。
このアルバム、第1巻も欲しいのですが見つからないです。どこかのお店で見かけた方がいらっしゃったらぜひご一報ください。
平成12年3月11日
仮開館期間終了。
平成12年3月6日
第3回更新。
平成12年3月5日
第2回更新。
平成12年2月22日
第1回更新。
平成12年2月20日
ラフマニノフ資料館仮オープン。
平成12年2月17日
ホームページ・ビルダーを使用開始。
平成12年2月5日
原稿作成開始。
平成12年1月5日
Ｔｈｉｎｋ Padを購入。ホームページ・ビルダーがついていたので、ホームページ制作を決意。