5月10日（土）
波多野睦美（歌）＆つのだたかし（ギター、リュート）／「アルフォンシーナと海」[ワーナー,
WPCS-11475]
上田の楽器屋さんへ馬の毛の張替えに行ったついでに寄った中古CD屋で発見。財政難で未購入の必聴アルバムが半額で入手できた。ラッキー。
ラミレス、ピアソラ、ヒナステラ、ヴィラ＝ロボス、ラヴェル、プーランク、ヴォーン＝ウィリアムズ、武満といった近現代の作曲家の歌曲を集めたアルバム。波多野睦美の声はほんとうに心に沁みる。特に武満の「三月のうた」は涙が出ます。
5月7日（火）
佐藤さとるファンタジー童話集6「ジュンと秘密の友だち」（講談社文庫）
これもネット検索中にどこかの頁で薦められているのを見たのが記憶に残っていたので読んでみた。
5月3日（土）
佐藤さとる「机の上の仙人～机上庵志異」（講談社文庫）
ファンタジー全集を探してネット検索していたら、これを「最高傑作」と絶賛している頁があったので、読んでみたくなった。今回文庫をまとめて購入したのは、もとはといえばこれを読みたかったから。
確かに面白い。
4月27日（日）
ensemble NOVA Spring Concert 2003 「バロック音楽の楽しみ」
長野県県民文化会館 午後2時より
曲目
J.C.バッハ／シンフォニア ニ長調 Op.3-1
J.S.バッハ／オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1060a
C.Ph.E.バッハ／フルート協奏曲 ニ短調 Wq.22
J.C.バッハ／シンフォニア ト短調 Op.6-6
演奏者
フルート：飯島 香
ヴァイオリン：石川 めぐみ／オーボエ：柳沢 実花
指揮：中村 勝
毎年楽しみなNOVAのバロック。今年も強烈。特に曲自体が強烈な後半2曲。1曲目のクリスティアンも、曲のイメージが変わるような鮮烈さ。
4月24日（木）
講談社文庫 佐藤さとる作品19冊
佐藤さとるの文庫がまとまって入手できた。ファンタジー童話集11「ぼくの机はぼくの国」だけが欠けている。
4月23日（水）
佐藤さとるファンタジー全集－16「佐藤さとるの世界」（講談社）
エッセイ、あとがき集。期待したほどではなかった（文章自体を楽しめなかったという点で）。
4月22日（火）
ウェーバー：序曲集
ヤルヴィ指揮フィルハーモニア管弦楽団[Chandos, CHAN 9066]
モーツァルト：序曲集
アーノンクール指揮オケいろいろ[Teldec, 4509-95523-2]
サリエリ：序曲集
Michael Dittrich指揮スロヴァキア放送交響楽団[Naxos, 8.554838]
いずれもソノーレ候補曲検討のため。ウェーバー「プレチオーザ」、モーツァルト「皇帝ティートの慈悲」、サリエリ「トロフォニオの洞窟」あたりを狙っている。
4月21日（月）
マーラー：歌曲集「子供の不思議な角笛」
オッター（Ms)、クヴァストホフ（Br)、アバド指揮ベルリン・フィル
[Deutshe Grammophon, POCG-10181]（国内盤）
シューベルト：劇付随音楽「ロザムンデ」全曲
オッター（Ms)、アバド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団＆エルンスト・ゼンフ合唱団
[Deutshe Grammophon, POCG-4116]（国内盤）
あろうことか、独グラモフォンのCDを2枚も買ってしまった…。うちには1500枚程度CDがあるが、あの黄色いレーベルが少ない（20枚くらい）のが自慢なのに…。
いずれもソノーレの候補曲。ロザムンデが名曲揃いなのが衝撃。「羊飼いのメロディー」かわいすぎ。合唱の入る曲もすごく良い。いつか歌付きでやってみたい。
4月11日（金）
佐藤さとるファンタジー全集－15「ファンタジーの世界」（講談社）
佐藤さとるのファンタジー論が集められている。最初は作品のイメージよりもかなり辛口な人だなあと思ったが、読み進めるうちに、この人だからこそああいう作品が生まれてくるのかと非常に納得。
ファンタジーの定義が非常に丁寧に（しつこく）書かれていて興味深い。ファンタジーがリアリズムの手法で人間の心の中を描いたもの、というのが目からうろこ。このファンタジー論を読んでいると、どうも村上春樹の長編は最近になるほどファンタジーの性格が強まり、最新の「海辺のカフカ」などはほぼファンタジーと言えるような気がする。
レスピーギ：リュートのための古代舞曲とアリア（第1～第3組曲）
アンタル・ドラティ指揮フィルハーモニア・フンガリカ[Mercury Living Presence,
434 304-2]
ソノーレ定演の候補曲選定準備。以前から第2組曲をやりたかったのだが、ハープとモダン・チェンバロがネック。来年夏の定演でどうかと思って久々に聴いてみたが、昔ほど魅力を感じない。
佐藤さとるファンタジー全集－１４「名なしの童子」（講談社）
ちょっと胸きゅんな話が集められている。
ロマン・ポランスキー監督「戦場のピアニスト」
映画は久しぶり。
佐藤さとるファンタジー全集－１３「ぼくは魔法学校３年生」（講談社）
電信柱が活躍する話が多い。「あっちゃんのよんだ雨」は傑作。
Sがのカルテット練習。Sがのさんが雪で下山不能なのでチェロなし。
ラフマニノフ：交響曲第1番＆ジプシー奇想曲
エド・デ・ワールト指揮オランダ放送フィル Exton
佐藤さとるファンタジー全集－６「そこなし森の話」（講談社）
昔から現代まで、不思議な話を集めた1冊。まめだぬきほしい。
ラフマニノフ：交響的舞曲＆ストラヴィンスキー：春の祭典
ユージン・グーセンス指揮ロンドン交響楽団 [Everest, EVC9002]
交響的舞曲でオーマンディと同様のオーケストレーションの変更等を行っているグーセンス盤を借りて聴いたもの。重心の低い第1楽章、勢いのある第2楽章が印象的。
ソノーレ練習。今日から練習指揮者交代。
Sがのカルテット練習。なんとKとう先生の特別レッスン。披露宴用の花のワルツ。ときどき先生がVnを取り上げて、ワルツのセカンド・ヴィオラは楽しいよね、とか言いながら２ndをすごい勢いで弾いたりする。せめて気合だけでもまねしたい。
ソノーレ練習は欠席予定だったが急遽出席可能に。指揮者のKとう先生初登場だったのでうれしい。
正直言って4ヶ月で「運命」まとまるか？と思っていたが、すでにかなりいい感じになっている。先生の気迫とそれに対するソノーレの反応にびっくり。
1回目や2回目の定演は画期的な下手さだとか言われ、回を重ねる度にうまくなってきたというのが大方の評だが、個人的には特に2回目の定演には愛着があったりした。が、今日はさすがに段違いに上手くなっていることを痛感。みんなすごい。置いてかれないように練習に励まねば。
G..F.マリピエロ：７つのインヴェンション、４つのインヴェンション、歌劇「アルレッキーノの嘘」より交響的断章、ヴィヴァルディアーナ
ペーター・マーク指揮ヴェネート・フィルハーモニー管弦楽団 [Naxos, 8.555515]
ソノーレの候補曲として挙げたい４つのインヴェンション。スコアを探したが、現在絶版とのこと…
ヴィオラおけいこ。モーツァルト ホ短調ソナタ 続き。
Sがのカルテット。花のワルツ。どうしてもアゴーギクが共有できないところがある。
佐藤さとるファンタジー全集－１１「わんぱく天国」（講談社）
今回始めて読むものばかり。
エドガー・ヴァレーズ：作品全集 [London, POCL-1847/8]（国内盤）
リッカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管ほか
「暗く深い眠り」が聴きたくなったので。「アルカナ」「ノクターナル」「バージェスの踊り」も好き。
Michel Boegner／ショパン：ノクターン全集 [Calliope, CAL 9281,2]
招き猫でノクターン全集が話題になっていたので。1836年製のプレイエルで演奏されているのに惹かれて買ったまま、ほとんど聴いていなかったアルバム。楽器の状態があまりよくなさそうなのが残念。実はショパンはあまり好きではない。どうせ聴くならラフマニノフみたいな力強い演奏が良い。
ヴィオラおけいこ。先週の続き。
山下洋輔／センチメンタル [Kitty Records, KTCR-1183]
知人を通じて「林英哲meets山下洋輔」のチケットが安く入手できそう。興味あるけど6000円払ってまでは…と思ってたので、ちょっとラッキー。そこで思い出して取り出したアルバム。
山下洋輔が特別好きなわけではなくて、持ってるのもこれ1枚だけ。何故持っているかというと、このアルバムはなんとRCA
Aスタジオのラフマニノフが弾いていたピアノで演奏されているから。第2協奏曲第3楽章（第2主題）も入ってる。ピアノの音自体も、パワーがあるけど温かみもあって、現代のピアノの無機的な響きとはくらべものにならない。やっぱり（状態の良い）戦前のピアノの音はすばらしい。
モーツァルト：ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467
・ピリス（Pf)／アバド指揮ヨーロッパ室内管[Deutsche Grammophon]
・シフ（Pf)／ヴェーグ指揮ザルツブルク・カメラータ・アカデミカ[Decca]
・インマゼール／アニマ・エテルナ[Channel Classics]
・パトリック・コーエン／クリストフ・コワン指揮リモージュ・バロック・アンサンブル[Astree]
ソノーレの次の定演（6月1日）でやる曲。昨日前から気になっていたピリスの新録を借りたので聴いてみたが、あまりの鮮やかさにびっくり。ソロもいいけど、やっぱりオケがすごい。ヨーロッパ室内管最高。管がピリオド楽器のような色彩感です。今度の演奏会の参考CDとしてはピリオド楽器のものは禁じられてしまったので(^_^;;; 最近は最愛のインマゼール盤を封印してヴェーグのを良く聴いていたが、それが結構水墨画っぽい感じだったので、ピリス盤は衝撃的。シフのピアノも、きれいだなあと思って聴いてたけど、ピリスのを聴いてしまうと、若いくせに妙に枯れてるのが嘘っぽく感じられる。しばらくこのピリス盤を聴くことになりそう。
ついでに出してきたコワンのは、ソロのコーエンがセンスなさすぎ。長い間聴いてなかったから印象変わったかと思ったけど、やっぱりだめだった。
ラモー：コンセールによるクラヴサン曲集
オケ仲間と戸隠の喫茶店「チェンバロ」へ行ったらかかっていた。たぶん有田・寺神戸盤[デンオン／アリアーレ]だと思う。最近ラモーはご無沙汰していたが、一時期は狂ったように聴いていて、オペラ全曲蒐集も目論んだことがある。
コンセールはラモー体験の原点。最近のおしゃれでスマートな演奏も良いですが、やっぱりレオンハルト、ブリュッヘン、クイケン兄弟のあの名盤[Teldec/Das
alte werk]が好きです。特にシギスヴァルトの微妙に怪しいヴァイオリンが何とも言えず良い味出してるんですよね。
タブラトゥーラ／蟹 [Teldec, 3984-27241-2]
ローマ・フォーレ五重奏団／フォーレ：ピアノ五重奏曲第1番＆第2番[Claves, CD 50-8603]
買物のついでに寄った中古CD屋さんで購入。
タブラトゥーラはなんとなく買いそびれていたものが出ていたので迷わず購入。ライヴで聴いた曲がたくさん入っているので後々思い出になると思う。
フォーレは前々からなんとなく気になっていたが、ふとメンバーを見ると、ヴィオラにマッシモ・パリスの名が。イ・ムジチのヴィオラ奏者で、わたしの師匠の師匠である。したがって購入を決断。
ＵＡ／AMETRA [Victor]
先日新聞にＵＡのツアーの評が出ていたので棚から引っ張り出した。ブルーズにはまっている頃、たまたまつけたテレビの音楽番組（わたし普段ほとんどテレビ見ません）でライヴでやっていた「悲しみジョニー」に惹かれて買ったアルバム。歌詞の内容と歌い方（聞き取り易さ）はいまいちだけど、タイトな音はとても良いです。
CREAM／Stepping Out [The Swingin' Pig Records]
クリームも久しぶり。これは放送音源を集めたアルバム。日本でも同じ音源のものがJASRACマーク入りで出てます。"Strange
Brew″はこれに入っているBBDラジオのライヴ（1967年5月5日）の重量感が最高で、スタジオ録音よりはるかに良いです。
「豆つぶほどの小さな犬」
読了。マメイヌ飼いたい。ちなみにうちの実家の犬はマメといいます。マメイヌとは関係ないけど。
「豆つぶほどの小さな犬」～コロボックル物語②～ 佐藤さとる／作 村上勉／絵（講談社 青い鳥文庫）
ファンタジー全集の第2巻がまだ手に入らないので、文庫を買いなおしてしまった（前に持ってたのが行方不明）。
ヴィオラおけいこ。カイザー Op.20-35、モーツァルト：ソナタ ホ短調。ともに続き。Ｋ先生のモーツァルトはほんとに面白い。
Ｓがのカルテット練習。これまで避けて通っていた音程にメスが…
第3回ながの音楽祭
県民文化会館大ホール 14：30開演
第3部の「合唱とオーケストラの祭典」で、ベートーヴェン：交響曲第9番 第4楽章を演奏。「ながの音楽祭オーケストラ」だが、ソノーレがホスト･オーケストラを務めた。本番ではステージ上の一部で強風が吹き荒れ、多くの人の楽譜が勝手にめくれるというアクシデントがあって、オケとしてはかなり悔しい演奏会となった。個人的には昨日の練習が散々だったので、開き直って臨めた。ただ、もともと弾けっこない曲ななので、貢献したのは音ではなく動きのみ。もうこういうのはいや。
県民文化会館大ホールにて第九本番前日の会場練習。自分の技術的限界をはるかに超えている曲なのに、何故かトップで弾くことになってしまっている。なんとなくノリでごまかしていたのだが、やはりいざとなるとだめ。怖くて音が出せないし、ふだんなら考えられないところで落ちる。かなりまずい状態…。
佐藤さとるファンタジー全集－７ 「てのひら島はどこにある」（講談社）
こんどは表題作のほかにコロボックルものが収録されている第7巻。
ヴィオラおけいこ。モーツァルトのホ短調ソナタ第1回。
佐藤さとるファンタジー全集－１（1月25日参照）
読了。やっぱりこれが最高です。心のコラーゲンです。
村上春樹全作品 1900～2000 第2巻：「国境の南、太陽の西」「スプートニクの恋人」（講談社）
昨年末に村上春樹全作品の第2期分が刊行開始されたのを知ったが、早くも2冊目が本屋に並んでいたので購入。どちらもちょうど読み返したいと思いながら単行本が行方不明（たぶん実家）だったので、ちょうどよかった。
ラフマニノフ：交響的舞曲 作品45
・スラトキン指揮セントルイス交響楽団[VOXBOX, CD3X 3002]
・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団[EMI, 7 64530 2]
・コンドラシン指揮モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団[BMG/MELODIYA, 7-4321-32046-2]
・ラトル指揮バーミンガム市交響楽団[EMI,TOCE-9707（国内盤）]
クラシック招き猫で、交響的舞曲の最後のドラの余韻を残すのが良いか、消音するのが良いか、という話題が出ていたので、投稿。
佐藤さとるファンタジー全集－１ 「だれも知らないちいさな国」～コロボックル物語①～（講談社）
先日ネットで発見したものが届いた。実は最近佐藤さとるを読んでるのは、久しぶりにファンタジー全集、しかも第1巻を発見したから。残るはあと4冊。全巻発見できることを祈りながら、さっそく原点の1冊を読もう（残念ながらシリーズ2冊目「豆つぶほどの小さな犬」は未入手。文庫では読めるんだと思いますが、やっぱりこの全集のが欲しい）。
Sがのカルテット練習。花のワルツ。録音してその場でチェック。…。
ソノーレ練習。本番1週間前の第九、合唱との初顔合わせ。また興奮して落ちる、外す…。
ピアソラ・ナイト 2003
19：00開演 長野市勤労者女性会館「しなのき」ホール
蓮見昭夫（E-guit.)、坂本あゆみ（Fl)、水内由美（Sax)、加藤晃（Vn)、宮澤等（Vc)、宮下静香（Pf)、加藤文絵（Vo)
曲目：タンゴの歴史、プレパレンセ、すべては過去、ノニーノ、もしかして、まだ…、ブエノスアイレスの冬～休憩～連続運動、チキリン・デ・バチン、天使へのイントロダクション、イメージ、オブリヴィオン、失われた小鳥たち、孤独の歳月、ブエノスアイレスの秋
やっぱりすごい。
佐藤さとるファンタジー全集－３ 「星からおちた小さな人」～コロボックル物語③～（講談社）
シリーズの中でも手に汗握る一冊。大雪で電車がずいぶん遅れたので一気に読み終わってしまった。
佐藤さとるファンタジー全集－４ 「ふしぎな目をした男の子」～コロボックル物語④～ （講談社）
引き続きコロボックル物語シリーズ。珍しく昼休みが丸々取れたので、行き帰りの電車の中と合わせて、1日で読了。やっぱり佐藤さとる良いです。
シェリー／ラフマニノフ：初期ピアノ作品集[Hyperion, CDA66198]
無言歌の出版状況について問い合わせがあったので。やっぱりこの曲集に収められた小品では、1917年の断章に惹かれます。初期の作品じゃないけど。こういう複雑な面を持った作品がもっと聴かれるようになると良いのですが。
佐藤さとるファンタジー全集－５ 「小さな国のつづきの話」～コロボックル物語⑤～ （講談社）
読了。作品自体によるコロボックル物語シリーズの作品解説といった面が強く、その分ストーリーはそれほど盛り上がらないのだが、久しぶりに佐藤さとるワールドに惹き込まれた。
リヒテル／ラフマニノフ：前奏曲集[メロディア/ビクター, VDC-1026（国内盤）]
コチシュ／ラフマニノフ：ラフマニノフ作品集（ピアノ・ソナタ第2番原典版、前奏曲、音の絵他）[Philips, 446 220-2]
ワイルド／ラフマニノフ：ピアノ・ソナタ第2番、前奏曲集[Chesky, CD114]
モイセイヴィチ／ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第2番、パガニーニ狂詩曲、前奏曲集ほか[Dante,
HPC011]
ボシュニアコーヴィチの芸術－7～ロシアの作品（チャイコフスキー、ラフマニノフ、プロコフィエフ）[DENON,
COCO-80797（国内盤）]
クラシック招き猫の「盤ごはん」のコーナーでラフマニノフの前奏曲が話題になっており、投稿ついでに、好きなニ短調
Op.23-3、ホ短調 Op.32-4、ハ短調 Op.32-10などを拾い聴き。
佐藤さとるファンタジー全集－５ 「小さな国のつづきの話」～コロボックル物語⑤～（講談社）
何故か仕事が忙しいと本が読みたくなる。昨年末からそういう状態。
佐藤さとるは、小学校の頃うちにあったポプラ社のこども向けの本のセットに、コロボックル物語シリーズの1冊目「だれも知らない小さな国」があって、それを読んで以来のお気に入り。もちろん村上勉の挿絵（名前だけではぴんとこなくても、実際に絵を見れば、たいていの人は「ああ、これか」と思うはず）とセットで。
わたしが佐藤さとるを気に入ったことを知った親は、誕生日に第12巻「いたちの手紙」を買ってくれた。何故「いたちの手紙」だったのか不明だが、表題作には特に惹き込まれ、人生最初の「愛読書」になった。ただ、当時のわたしはまだ現在のような全集マニア的性質が現れておらず、特にファンタジー全集やその他の佐藤さとるの本を蒐集することもなく、ときどき図書館にあるものを借りて読む程度だった。
昨年か一昨年、ふとした拍子に思い出し、全集が欲しいなあと思って調べてみたら、なんと現在は在庫切れで入手不可。こうなると余計に購入意欲が湧き、古本屋をこまめに探してちょっとづつ揃えているところ。
例によって買ったまま本棚に並んでいたが、ついに読み始めた。まずは、これまで未読だったコロボックル物語の5冊目から。読み始めると、やはり4冊目までの記憶はかなり薄れていて、1冊目から読み返すべきだったか…とちょっと後悔。
モンテヴェルディ：歌劇「ユリシーズの故国への帰還」（1月9日参照）
第3幕。やっと完結。英語の対訳を読むのがつらくなって聞き流してしまった… こういう聴き方するとアーノンクールに怒られるだろうな…
たしか国内盤でアーノンクールのモンテヴェルディのオペラ３つセットになってるのがあったので、お金ができたら買いたい…
エディ・リーダー／天使の嘆息[Reprise, 9 45713-2]
フェアーグラウンド・アトラクション BEST SELECTION [BMGビクター, BVCP-2603（国内盤）]
秘書が聴いていたＦＭの女性シンガー・ソングライター特集で天使の嘆息（ためいき）がかかっていたので棚からひっぱり出す。前者は会社に入った頃同期から教えてもらって気に入った。地声っぽいけど柔らかくて良く伸びる声と適度なスピード感と軽快さのある曲が良いです。後者はエディ・リーダーがソロになる前にやっていたグループ。アコースティック系で、なんともいえないユルさがなかなか。
モンテヴェルディ：歌劇「ユリシーズの故国への帰還」（1月9日参照）
今日は第2幕。
Sがのカルテット。1st Vn奏者が結婚（めでたい！）するので、披露宴でやることになった花のワルツの弦楽四重奏版を練習。余った時間でハイドンの五度（作品76－2）第1楽章。
ソノーレ練習。最後のオケ単独練習。激しい(難しい）ところで、弾けないくせに興奮するのでずれる…反省。
アストル・ピアソラ／AA印の悲しみ[Platz, PLCP-81（国内盤）]
ひたすらピアソラ。
アストル・ピアソラ／ライヴ・イン・ウィーン[Platz, PLCP-80（国内盤）]
アストル・ピアソラ／タンゴ：ゼロ・アワー[Nonesuch, 79469-2]
24日にensemble NOVAのピアソラ・ナイト2003がある関係で、久しぶりに棚から取り出す。喜怒哀楽、これだけ感情を弄ばれる音楽は他にはないと思います。
ヴィオラおけいこ。Kayser Op.20-35、1拍ごとにスラー切って弾く。次回は譜面どおり1小節ワン・ボウで、しかし拍ごとにアクセントを入れて。メンデルスゾーン：無言歌（原曲Vc）、修了。次回はモーツァルト：ソナタ ホ短調 K.304（もちろん原曲Vn）。
村上春樹「神の子どもたちはみな踊る」（新潮社）
昨年末に「海辺のカフカ」を読んで、最近の村上春樹の作品を読み返したくなったので再読。闇から光へ、という「連作」の意味がようやく実感できた。これがあって「海辺のカフカ」か…と改めて納得。6作品の中では、やはり「かえるくん、東京を救う」が特に良い。「蜂蜜パイ」も。
タルコフスキー監督「サクリファイス」（紀伊国屋書店、KKDS-16）
昨年購入して未開封だったものをようやく鑑賞。
Sがのカルテット練習。アイヴズの弦楽四重奏曲第1番初見。第1楽章はなんとか通ったがかなり苦戦。やはりみんな対位法的な曲には弱いみたい。しかし名曲。第2楽章は三連符と五連符のポリ・リズムであえなく挫折。
ソノーレ練習。2月1日のながの音楽祭に向けて、新年早々ベートーヴェンの第九（第4楽章のみ）…。
モンテヴェルディ：歌劇「ユリシーズの故国への帰還」 [Teldec/Das Alte Werk,
2292-42496-2（3枚組）]
アーノンクールの本を読んで聴きたくなったのでとりあえず第1幕のみ。実はモンテヴェルディはほとんど聴いていない。持っているのもK氏にもらったこのアルバムのみ。他のもしっかり聴いてみたくなった。
モーニカ・メルトル「ニコラウス・アーノンクール～未踏の領域への探求者」（小谷民菜訳、音楽之友社）
昨年末から読み続けていたものを読了。なかなか読み応えがあり、しかも途中で浮気したりしたので結構時間がかかった。
アーノンクールを知ったのは高校の友人K氏にヴィヴァルディ「四季」、ヘンデル「水上の音楽」、モーツァルトのホルン協奏曲や交響曲第25番等を聴かされて。同時期に聴かされたクイケン兄弟＆レオンハルトの「ベルサイユの音楽」やビルスマの弾くC.Ph.E.バッハのチェロ協奏曲と併せて、私の音楽的嗜好（特に演奏面）形成の基になった。
タルコフスキー監督「ストーカー」（アイ・ヴィー・シー：IVCF‐14）
やはり購入後未開封だったものをようやく鑑賞。
タルコフスキー監督「アンドレイ･ルブリョフ」（アイ・ヴィー・シー：IVCF-28）
昨年タルコフスキー映画のDVDをまとめて買った。未開封だったものをようやく鑑賞。鐘が鳴る場面に改めて感動。やっぱり鐘の震えは魂の震えです。